毎月返済額の内訳は「元金+利息」です。その合計額が毎月一定額となる方法で、一般的にはこの返済方法がほとんどです。
毎月の返済額が一定なので、将来の資金計画が立てやすい。
元金均等返済に比べ、当初の返済額が少ない。
元金均等返済よりも総返済額が多くなる。
毎月一定額の元金に利息を上乗せするので、毎月返済額は返済が進むほど少なくなります。
毎月返済額は返済が進むほど少なくなり、将来の負担が軽くなる。
元金均等返済よりも総返済額が少ない。
当初の返済負担が大きい。
元利金等返済に比べ、借入可能額が少なくなる。
借入条件:借入金額2000万円、金利3%、返済期間30年
元利金等返済
元金均等返済
毎月返済額(初回) 84,320円
105,555円
毎月返済額(121回目) 84,320円
88,888円
毎月返済額(241回目) 84,320円
72,222円
総返済額 約3,036万円
約2,902万円
うち利息分 約1,036万円
約902万円
※元金均等返済は、当面の返済負担に耐えることができる方、将来教育費用がかかるのでそのときに少しでも返済額を減らしたい方などに向いています。
返済期間は短い方が理想ですが、そうなると借入れできる金額が少なくなります。そこで、借入期間を長く設定すると借入額は増やすことができます。
例)年収400万円の方が借り入れる場合(大手都市銀行の場合)
・返済期間20年 → 借入可能額は、約2000万円
・返済期間35年 → 借入可能額は、約2700万円
※ただし、長期間の借入れでも将来無理なく返せるか?または繰上返済が可能で退職後の負担をなくすことができるか?などライフプランの確認が必要です。